お知らせ

山陰合同銀行による特別授業を実施しました

3月15日(火)5・6時間目に、山陰合同銀行安来支店長 森脇様、次長 石田様による、特別授業を実施しました。情報処理科2年生24名と、情報処理科に進む1年生28名が、金融および金融業の現状や銀行業務と簿記・会計との関係性、銀行のコンサルタント業務について学びました。

従来は現金取引が主流であったが、近年では、金融に関する法改正と規制緩和によって、電子決済手段が多様化し広がりを見せていること、手形取引も電子化が進んでいることなどの説明がありました。また、企業の経営状況を把握するためには、財務諸表のどこを見て、どのように判断するかという能力も必要なことから、簿記・会計の知識は必須であり、その上で、企業へ的確なアドバイスができるということも、実際の有名企業の財務諸表を分析しながら、学びました。

授業の後半では、架空の古着販売業の社長に扮した支店長へ、どのような経営アドバイスをするかを、財務諸表を基に1・2年生混合のグループで質問・分析し、話し合い、提案しました。 こうした活動を通して、普段教科書では触れられることがあまり無い、実社会の現状を感じるとともに、自分たちの学習していることが、とても価値あることを認識しました。