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安来市小学校プログラミング教育研修会 開催

8月3日(月)13:00から、本校にて安来市内の小学校教員を対象としたプログラミング研修が開催されました。この研修会は、安来市教育委員会から依頼を受けて実施。市内の小学校教員30名が参加されました。研修内容は「小学校6年生理科“電気の働き”におけるプログラミング学習について」でした。今回は、2種類の講座を用意して前半と後半に分かれて実施。

一つは「プログルキットを使ったプログラミング学習」もう一つは「MESHを使ったプログラミング学習」でした。指導には情報科学高校の教員と情報科学部の生徒が指導スタッフとして参加しました。

6年生の理科「電気の働き」はエネルギーの有効利用の観点から、電気の効率的な利用について考える単元。今回の研修では、明るさや動き、人感センサーなどを利用して電気を制御するしくみをつくり、児童が実際に試す場面を想定したプログラミングを提案し、実践してみました。

両講座において、明るさや動き・人感センサーによって読み取った情報を判断し、照明を付けたり消したりするプログラムを組み、実際に電球を光らせる学習などを体験していただきました。

研修を受講した赤屋小学校の宮廻繁(みやざこしげる)教諭は、「研修内容が具体的な事例や問いに基づいて細かく区切ってあり、大変わかりやすかった。また情報科学高校のパソコン教室の設備が良く、教材提示装置の画像や教員機の画像が中間モニターに表示されて、わかりやすく、操作しやすかった。」と感想を述べられました。赤屋小学校では、昨年度からプログラミング学習を積極的に始めておられ、今後より一層プログラミング学習を推進する予定。今年9月に本校のMESHプログラミング出張講座を実施する計画になっています。地域と本校との協働・連携は、これからもますます加速していきます。

情報科学高校では様々な出張講座等を行っています。(今のところ安来市内)詳しくはこちらをご覧ください。