本校の生徒5名が、月山富田城跡の景観保全活動として、城跡維持管理を担うしまね東部森林組合の指導を受け、竹林伐採を行いました。(2022/12/13)

この活動は、島根県の教育の特色の一つである「地域課題解決型学習」を取り入れた授業の一貫です。
この授業では、初めに、月山富田城について学び、安来市立歴史資料館で歴史について説明をして頂き、山城跡登山を行いました。
この授業を通して、富田城が攻め難い作りで設計してあったことやこの難攻不落の要塞城をどうやって、毛利氏が落城させたのかや関東関西などの県外からの登山者が多い観光地であることを歴史やデータ、登山から学びました。
しかし、設計面でも歴史的にも観光地としても価値のある月山富田城跡は、少子高齢化や過疎の影響で、竹林伐採や登山道の草刈りなどの景観保全活動に人手不足問題が発生していることについても気づきました。
【この価値ある城跡のために、先ずは竹林伐採を手伝うことで、竹林拡大による観光地の景観問題が発生していることを広く気づいてもらえる】と生徒が考え、今回の活動を行いました。

このような活動を一時的なものにせず、今後も引き続き地域について学び、探求し、問題解決のために行動していくことを大事にしてほしいです。