学校案内
校長ご挨拶
本校は、東に秀峰大山を仰ぎ、西に飯梨川の流れを聞き、冬には白鳥が舞う広大な能義平野に位置し四季折々の景観が美しい、素晴らしい環境の中に学校があります。
昭和六十二年四月、地元の強い要望と熱い期待を受け、これからの「高度情報社会を担っていく有為な人材の育成」を目指した、特色ある県立高等学校として開校いたしました。
爾来(じらい)、着実に発展を遂げ、昨年度創立三十周年という節目の年を迎えました。その間、情報教育において県内の高校をリードし、多くの卒業生は高い目標と情熱を持って、学習に部活動に大きな成果を上げ、就職や進学に多くの夢を実現してきました。その成果については、地元はもとより、県内や県外の卒業生の進路先より厚い信頼と大きな称賛の声が寄せられています。このように本校は、新しい歴史と伝統が育まれつつある、県内唯一の「情報教育の中心校」として位置づけされております。公立高校として全国唯一のマルチメディア科では、高度な資格取得に捉われずコンピュータを用いての創作活動を展開し、情報システム科ではハードウエア・ソフトウエア両面の学習はもとより、島根県松江発のプログラミング言語Rubyに特化した学習を展開しています。また情報処理科では、情報処理と簿記会計を中心としたビジネス教育を展開しています。また、一昨年度全国の高等学校では初の「情報ITフェア」を開催し地域との連携による開かれた学校づくりに努めております。 この取り組みは全国商業高等学校実践発表で全国で3校に贈られる優秀賞を受賞し、また島根県優れた教育活動表彰を受賞するなど評価をいただいているところです。「明朗」「気概」「思いやり」の校訓のもと、生徒、保護者の皆様、地域の皆様、教職員が一体となり、創立時の気概の精神をもって学校づくりに努力しております。
校歌の一節に「花開く若き力よ」とあるように、大きな意欲と輝きに満ちた生徒の皆さんがもっている素質や能力が自らの努力で蕾から花へと開いていけるよう、教職員一同、親身で丁寧な指導で力一杯、精一杯応援しながら教育活動を展開してまいります。
校長 小山 峰明
校章
校名にふさわしいものとして、コンピュータ処理の流れ図を書くときに用いる記号をデザイン化して取り入れました。
周囲の円は磁気テープと島根県全体を表しています。 3つのオンライン記憶は安来公園の桜を表すと共に、 郷土出身の国学者で「さくら読本」の編纂に携わった井上赳(たけし)氏の偉業をたたえています。 2本の通信記号は飯梨川と伯太川を表しています。 デザインは、白潟吉堯氏です。
校歌
一、
ひらけ この窓
大山は東にそびえ
羽ばたくは希望のつばさ
花開く若き力よ
つどいきて共に励まん
わが新しき時代の学び舎二、
ゆけよ この道
飯梨の流れのほとり
ひらめきに満ちたる月日
木霊する若き力よ
手をとりて共に学ばん
県立情報科学高校
制定 昭和62年10月1日
作詞 木島 俊太郎
作曲 小林 昭三
校訓
明朗 気概 思いやり
教育目標
普通教育ならびに情報・ビジネスに関する専門教育を施し、健康で、心豊かな人間を育成する。
重点目標
向かっていく学力の育成
- 基礎学力の定着と授業力の向上を図りわかりやすい授業に努める
- 情報教育の中心校としての特色を発揮し専門性の深化を図る
広がっていく社会力の育成
- 地域との連携による開かれた学校づくりに努める
- 進路指導の充実と強化により進路実現に努める
高まっていく人間力の育成
- 基本的生活習慣の確立と学校生活の充実を図る
- 特別活動の充実により心豊かな人づくりに努める
- 人権教育の充実に努め人権意識の高揚を図る
本校の目指す教育
学校像
- 地域社会や家庭との交流・連携を活発に行う、地域に根差し信頼される学校
- 情報に関する総合的な学習ができる情報教育の中心校・学術、文化、スポーツをとおして、心豊かな人間性を育てる学校
生徒像
- 心身ともに健康で、素直で思いやりのある生徒
- 基本的生活習慣を身に付け、主体性と向上心のある生徒
- 文武両立をめざし何事にも挑戦する生徒
- 情報科学高生であることに誇りをもち、郷土を愛し、地域から学ぶ生徒
教職員像
- 支え合い、高め合う教職員
- 職務に対する誇りと責任、自覚をもつ教職員
- 自己形成に努め、学び続ける教職員
- 地域を知り、愛着をもち、地域から学ぶ教職員
沿革
西暦 | 和暦 | 月日 | 校長名 | 内 容 |
1980 | 昭和55 | 9月11日 | 島根県教育委員会は、高等学校新設の答申を行う。 | |
1983 | 昭和58 | 9月5日 | 島根県教育委員会は、安来・能義地区に特色のある商業高等学校の建設が望ましいと報告を行う。 | |
1985 | 昭和60 | 9月13日 | 島根県教育委員会は、昭和62年度に安来市能義町に新設することを決定する。 | |
1986 | 昭和61 | 4月1日 | 情報科学高等学校(仮称)開設準備室の業務を安来高等学校内の80周年記念館で開始する。 | |
1987 | 昭和62 | 4月9日 10月1日 |
長澤 徳 (初代) |
開校式および第1回入学式 第1回学園祭・校歌発表会 |
1988 | 昭和63 | 5月14日 | 竣工式(県知事来校) | |
1989 | 平成元 | |||
1990 | 平成2 |
3月1日 4月24日 |
第1回卒業式 文部省より平成2・年度高等学校学習指導要領習熟度別指導研究校の指定を受ける |
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1991 | 平成3 | 梅田 晃弘 (2代) |
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1992 | 平成4 | 3月24日 | 文部省高等学校学習指導要領習熟度別指導研究報告 | |
1993 | 平成5 | 8月30日 | 真明 宏文 (3代) |
家庭科実習施設整備 |
1994 | 平成6 | |||
1995 | 平成7 | 石橋 正夫 (4代) |
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1996 | 平成8 | 3月22日 | 電子計算組織更新(ITオペレーション実習室) | |
1997 | 平成9 | 11月8日 | 創立10周年記念式典 | |
1998 | 平成10 | 杉原 宏敦 (5代) |
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1999 | 平成11 | 11月1日 | 平成12年度入学生から情報システム科1学級、情報処理科2学級に学科改編することに決定 | |
2000 | 平成12 | 3月27日 | 坪内 邦至 (6代) |
電子計算組織更新(計算実習室) |
2001 | 平成13 |
3月27日 8月24日 |
次世代ITを活用した未来型教育研究開発事業実施校の指定を受ける 米国インディアナ州マディソン総合高校と姉妹校縁組締結 |
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2002 | 平成14 | |||
2003 | 平成15 | 3月1日 | 中西 秀夫 (7代) |
第14回卒業式(情報システム科最初の卒業式) |
2004 | 平成16 | 7月31日 8月2,3日 8月2,3日 |
体育館アリーナ、照明・放送設備改修 全国高等学校総合体育大会女子バレーボール会場 全国高等学校総合体育大会女子バレーボールをインターネットによるライブ中継を行う |
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2005 | 平成17 | 3月25日 | 野球場バックネット・テニスコート全面改修 | |
2006 | 平成18 | 3月1日 | 坂本 逸雄 (8代) |
マルチメディア科最初の卒業式 |
2007 | 平成19 |
8月2日 10月27日 |
全国高等学校総合文化祭吟詠剣詩部門開催 創立20周年記念式典 |
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2008 | 平成20 | 3月28日 | 山本 篤治 (9代) |
システムⅡ実習室機器更新 |
2009 | 平成21 | 10月25日 | 第1回情報デパート実施 | |
2010 | 平成22 | 折坂 隆 (10代) |
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2011 | 平成23 | 6月7日 | 楽天IT学校事業実施 | |
2012 | 平成24 | 3月26日 | 多目的校内電子掲示システム更新 | |
2013 | 平成25 | 3月27日 | アプリケーション実習室機器更新 | |
2014 | 平成26 | 河野 義男 (11代) |
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2015 | 平成27 | 3月31日 | マルチメディア実習室・総合実践室の機器更新 | |
2016 | 平成28 | 12月3日 | 小山 峰明 (12代) |
第1回情報ITフェア |
2017 | 平成29 |
5月22日 10月5日 10月7日 11月1日 |
全国商業高等学校実践発表優秀賞受賞 大分県立情報科学高校と姉妹校締結 創立30周年記念式典 島根県優れた教育活動表彰受賞 |
生徒数
学年 | 組 | 学科 | 人数 | 学年 | 合計 |
1年 | 1 | 全科 (一括募集) |
38 | 112 |
305 |
2 | 37 | ||||
3 | 37 | ||||
2年 | 1 | マルチメディア科 | 23 | 103 | |
2 | 情報処理科 | 40 | |||
3 | 情報システム科 | 40 | |||
3年 | 1 | マルチメディア科 | 28 | 90 | |
2 | 情報処理科 | 29 | |||
3 | 情報システム科 | 33 |
教職員構成
職 名 | 校 長 | 教 頭 | 教 諭 | 養 護 教 諭 |
常 勤 講 師 |
実 習 教 員 |
事 務 職 員 |
嘱 託 司 書 |
(兼) 教 諭 |
非 常 勤 講 師 |
ALT | 警 備 員 | 校 医 | 薬 剤 師 |
人 数 | 1 | 1 | 22 | 1 | 6 | 3 | 5 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 4 | 1 |
小 計 | 40 |
10 |
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合 計 | 50 |
(平成30年4月1日現在)
時程表
時程Ⅰ(月・火・木・金曜日)
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時程Ⅱ(水曜日)
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