校長挨拶

島根県立情報科学高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
秀峰大山を仰ぎ見る風光明媚な能義平野に位置する情報科学高校は、昭和62年(1987年)地域の熱い期待を担って設立されました。新しい歴史と伝統を育み発展を続け、今年度創立37年目を迎えます。開校以来、「明朗」「気概」「思いやり」を校訓に掲げ、最先端のICT教育(情報処理)を学びの柱とする商業高校です。
ICT(情報処理)の活用に関わることを本気で学べる情報科学高校は、島根県の情報教育の拠点としての役割を果たしています。次世代を担い、地域のみならず日本、世界の未来を創造していく人材となるための素養を身につけるための教育を展開している全国でも魅力的で先進的な高校です。1年生は、全員がICT技術やビジネスに関することを広く学習します。そして、2年からは、マルチメディア科、情報処理科、情報システム科の3学科に分かれ、ICT技術の先進的・専門的な学習を行います。ICT教育を通じ、これまで義務教育段階では経験したことのない、主体的で協働的な学びの中から創造性を備えた生徒を育てる教育活動を実践しています。
このような本校の教育活動が認められ、文部科学省の「地域との協働による教育改革推進事業」に研究指定されました。 この研究は、大学などの教育機関、企業などの産業界、県や市などの行政機関からの支援を受け、令和5年3月まで3年間継続され、『生きたビジネス』を学習してきました。
Society5.0の未来社会を見据え、地域産業を担う人材の育成という観点からも、これまで以上に、地域産業や地域社会との連携・交流を深めた先進的かつ実践的な教育を充実させていきます。
生徒が主役の情報科学高校。生徒たちにより、この一年にどんな名場面、感動シーンが見られるか、今からたいへん楽しみです。今年度も、このホームページを通じて旬の情報をお届けしたいと考えております。今後とも皆様方のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
令和5年4月 情報科学高等学校 校長 郷原 勝